演出による分類
パター
会話を主体とするマジックはパターと呼ばれることがある。あるいは演技中に行う口上のことをパターという場合もある。
サイレント
前述のパターとは逆に台詞抜きで演技する場合はサイレントと呼ばれる。ステージマジックやイリュージョンは童貞相談比較的サイレントで演じられる場合が多い。
コメディマジック
演技の中に笑いを逆援主体として組み入れているマジックをコメディマジックやコミックマジックという。日本ではナポレオンズ、マギー一門などがよく行っている。
メンタルマジック
不可能性・不思議さを重要視し、降霊術や超能力のパフォーマンスのような演出で行うマジックをメンタルマジックという。透視、読心、予言、浮遊、念動といった現象を起こすものが多い。日本ではMr.マリックやロミオ・ロドリゲス・ジュニア、海外ではマックス・メイビンやリチャード・オスタリンドなどがよく行っている。
サッカートリック
マジシャンが奇術を失敗したと見せ掛けて、その後にどんでん返しが待っているマジックの総称。例えばカードマジックにおいて、観客の選んだカードを当てようとして失敗したマジシャンが、当てそこなったカードを本当に選んだカードに変化させるなど。