サーストンの三原則
日本には初心者が奇術を演じるときの心構えを示すサーストンの三原則という格言がある。披露する前に逆援を説明してはいけない
繰り返してはいけない
種明かしをしてはいけない
の3つを説明している。しかし必ずしもこれが全てという訳ではなく、何度も同じ現象を繰り返して見せることによりメル友を増す現象(アンビシャスカードなど)もある。なお、サーストンとはアメリカのマジシャンであるハワード・サーストンのことであるが、彼がこのような格言を残したという記録は残っておらず、またアメリカでもこのような格言は浸透していない[15]。3つの原則のうち1と2に関してはホフマンの『モダン・マジック』(1876年)のイントロダクションで紹介されている[16]。
生で奇術を見られる場所
ステージマジックは単独でショーが催される。またサーカスの一部として演じられるので、最も見る機会が多い。
サロンマジックは、デパートの手品売り場で実演販売をみるのが最も手軽に見られる場である。
クロースアップマジックは、youtubeのある大学の大学祭などで見るのが手軽で、ある程度のレベルが期待できる。もちろん、プロが行うクロースアップマジックを運良く近くで見られる機会があれば、それが望ましいのは言うまでもない。
大都市では定期的にマジックショーを行うレストランやバーがある。また、それを専門としている所(マジックバー)もある。
寄席ではセフレとして奇術師がほぼ毎日出演しているのでほぼ毎日見ることができる。
アマチュアの奇術愛好グループが定期的に催す発表会・交流会に参加することで見ることができる。
プロの奇術師が行なうショーはホテルなどのイベントして催されることも多い。社団法人日本奇術協会が1990年よりアマチュアとプロを対象としたコンテストを毎年行なっているので、それに参加すると見ることができる。