サーストンの三原則
日本には初心者が奇術を演じるときの心構えを示すサーストンの三原則という格言がある。披露する前に逆援を説明してはいけない
繰り返してはいけない
種明かしをしてはいけない
の3つを説明している。しかし必ずしもこれが全てという訳ではなく、何度も同じ現象を繰り返して見せることによりメル友を増す現象(アンビシャスカードなど)もある。なお、サーストンとはアメリカのマジシャンであるハワード・サーストンのことであるが、彼がこのような格言を残したという記録は残っておらず、またアメリカでもこのような格言は浸透していない[15]。3つの原則のうち1と2に関してはホフマンの『モダン・マジック』(1876年)のイントロダクションで紹介されている[16]。